作文が苦手な子への指導、何から始めればいいか
全国教員支援ポータル編集部・2026-08-19・4分で読める
作文が苦手な子の多くは、文章力そのものより「何を書けばいいか決められない」段階でつまずいています。いきなり原稿用紙に向かわせるのではなく、書く前の準備を丁寧にすると、驚くほどスムーズに書き始められることがあります。
【題材を絞ってあげる】「運動会について書いて」だけでは範囲が広すぎます。「一番がんばった種目を1つだけ」のように、書く範囲をこちらで狭めてあげると、何を書くか迷う時間が減ります。
【口で話させてから書かせる】いきなり書かせず、まず隣の子やペアに「さっきの話」を1分間話させてから書き始めると、話した内容がそのまま文章の骨組みになります。話せる子は意外と書けることが多いです。
【「はじめ・中・おわり」の3行だけ先に決める】本文を書く前に、3つの段落にそれぞれ何を書くかを一言だけメモさせます。「はじめ:練習をがんばった」「中:本番で緊張した」「おわり:走れてうれしかった」のように、骨組みが決まると肉付けは楽になります。
【誤字・表現より「書けたこと」を先に認める】書き終えた直後に誤字や言い回しを指摘すると、次から書くことへの抵抗が強くなります。まず「最後まで書けたね」を伝えてから、直す部分は1〜2点に絞って伝えると、次への意欲につながります。